思えばヒナさんとのおつきあいは30年になるはず
既に30代の半ばになる私の二人の子供達は、当時まだほんの幼児だったと思います
定年を控えた何年か前に、日当たりの面で物足りなかったそれまでの住居を
東からも南側からも十分に太陽の恵みを受けられる場所を探して、引っ越しました
新しい家の設計も盆栽本位で、日当たりのいい一階の居間の二階部分はすべてフラットなベランダにして盆栽置き場で
そこへ接するヒナさんの書斎は作業場も兼ねていて、最高の環境です
さて今日の話題は、その盆栽三昧のヒナさんの五葉松の模様木です
樹髙は25㎝くらい、たしか20年以上もヒナさんが培養しているはずで
葉性はもちろん枝順もよく、五葉松らしい穏やかな雰囲気をもった古木です
ところが、整っていればいるほど欠点は目につくもので、ヒナさんは悩んでいました
それは一番下の裏枝が長すぎて側面から見ると、まるでお尻が出っ張っているようなのです
正面から見ればなんの不自然さも感じられないので、少々切り詰めればとも思えますしたが
やはり持ち主としてはそうは割り切れず、やはり根本的な解決を目指しました
右下の矢印の箇所にあった二叉の片方の長い枝を切り
残した枝を左下の矢印の二箇所の針金で手前(幹側)思い切り引っ張りました
なるべく幹に近く短く見せるためです
巻いた針金だけではとても曲げきれないので、このような工夫が大切です
上の3点の矢印の箇所でも他の枝を引っ張っています
重要な整形技術ですよ
作業終了図
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