いい気になってもう一席
山もみじの自然樹形のミニ盆栽と茅舎石(くずやいし)とで
秋の山里の風景を演出してみましょう
ここでみなさんが間違えやすいのは、山もみじの(勝手)流れです
この山もみじは鉢の右側に植わっていて、しかも右の方に幹が傾いています
ですから、一見してつい右に添え物を置きがちです
でもよ~くこのもみじを観察してください
幹は斜めに右に向かっていますが、頭の方は左に向かってかぶさるようなかっこうをしていますね
この木の流れは左向きなんです
いまのままでは、山もみじが添え物の石にお尻を向けているように見えます
このように飾るのが正解です
もみじは幹の途中から左に向かって、家の方へと枝を伸ばしつつあります
これで山もみじと茅舎石(くずやいし)の創り出す空間に、安定感が生まれました
木の向きの勉強でした
(写真が暗くて惜しかったです)
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