2002年9月21日土曜日

たまには反省


気に入って手に入れた山もみじの半懸崖のミニ
(樹高6cm×左右11cm)
それを手にとって眺めていると、可愛くてあきない
でも、気に入っただけではプロではない
厳しく自己批評することも、時には必要です

そんなわけで、天然彫りの卓台(しょくだい)を使い
ミニ茅舎石(くずやいし)を添えて飾ってみました
総合的な反省点を見出すには、飾ってみるのが一番の近道です

その結果を箇条書きにまとめました

1 植え付け位置が鉢の左端になっていて、不安定
2 古木をの迫力を受け止めるには、現在の手捻り鉢の存在感が弱すぎる
3 鉢の間口が大き過ぎる
4 鉢の色彩が四季を通じてもみじの色に映らない(白系統がいい)
5 木の植え付け角度も、もっと極端に懸崖にした方が個性が出そう

主にそんなところです
完成木なので、主に鉢との調和が目に付きます

盆栽は永遠に未完成の芸術といわれます
自己満足に陥らないで、たまには反省!

参考にして下さい

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