山つたの葉に二種類あります
同じもの?別の種類?
わたしは長年、次のように認識していました
両方とも同じ樹種(山のつた)であり
下の写真の、切れ込みが深く、やや小さめの葉は
山に自生している状態でいうと、根元のほうであり
蔓が伸びていくにしたがって、上の写真のように
切れ込みが浅く、照りがあり、やや大きめの葉になる
つまり、木の元と伸びた先の方は、葉の形が違うということです
根拠は、昔若い頃に、野山から自生のつたを採取して仕立てている大先輩から教わったからです
両者はまったく別のものだといわれ
はて?と長年信じていたことが揺らぎ始めました
というのは、その同業者もかなりの盆栽界の権威であったからです
さて、困りました
おまけに、拓どんという方が画像つき掲示板に
ご自慢の山つたの写真を貼り付けました
そのつたの講評もしてあげねばなりません
真実を見極めねばと一念発起
規則違反を承知で、近所の自然公園の山に侵入しました
探すこと1時間あまり
杉の木に絡み付いている山つたを見つけました
観察すると、私が信じていたとおり
同じものです
元の方は下の写真のような小さい切れ込んでいる葉で、先に行くにしたがって
上のような切れ込みの浅い照り葉になっていました
これで一安心、間違いなし!
みなさんにもご報告しておきます
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