産地は京都の加茂川です
白いところがやや紅色が見えませんか?
【加茂の紅流し】といい、有名な石質です
険しい山で、形もいいでしょ
水石趣味は石の姿を、山、滝、島、湖、家、人物や動物などにたとえて
それを鑑賞するんです
今日は台座の扱い方の話をしましょう
台は紫檀や黒檀、カリンなどの硬い木で作るのが上等です
専門の台師と呼ばれる人がいます
石の姿を引き立てるために、姿に合わせて削って作るんです
高度な技が必要ですね
台座に石をはめ込むとき、このように上からやってはいけません
いっぺんにはまらないときに、台を傷つけます
グリグリと押し込む人がいますが、厳禁ですよ!
石を逆さにして、そこへ台をそっとのせます
決まりのところにはまったら、やや力を入れて押さえます
ほら、ぴったり決まったでしょ
名人の作ったものは、空に浮かしても落ちません!
ゆすったって大丈夫!
接着剤なんてついてませんよ
以上水石の台座の扱いのミニ講座でした
水石趣味の方は少数派だけど、やってみると面白いですよ
京都などの名園を訪れても、一味違った鑑賞の仕方ができるようになるでしょう
0 件のコメント:
コメントを投稿