この数年に力を入れている舞姫もみじの取木用の素材がかなりの数になりました
数を増やすと雑な仕事になりやすが、やや手に余るくらいの数は欲しい
ある程度の数が揃っていれば、よくもわるくも例証なども得やすいし
気持ち的に張り合いも出るからだ
というわけで、これからはやや手に余る数の素材と格闘することになるが
ここで早くも気持ちのスイッチだけは少数精鋭へと切り替えておくことにします
まっすぐに伸びた頂上の芽(芯)を摘まみ込んで
節間を短く詰めてから取木をしました
昨年の入梅前に施術、夏ごろに親木から外して仮植え後
今春に正式に根さばきして本植えします
根の下部にはまだ台木がついてままですから
これから↓のように処理します
植え方など参照して下さい
樹高は4.0㎝で鉢の直径も4.0㎝
足元は水苔で隠れていますが、思ったよりもガッシリしていますよ
根の底の黒い棒状が取木の台木部分
↓のように切り離します
このように枝先まで柔らか味のある素材もあります
台木の先端を取木したのでこのようにやわらかい姿がすぐに見られるんですね
樹高は5.0㎝、鉢の間口は約3.5㎝ほどです
木のヘソにあたる部分
短めに切り込んで肉巻きを促進させましょう
根の切り込みは勇気をもってやや強めに
小さい鉢に収まらなくては超ミニ盆栽の資格はありませんよ
植替え後の管理さえ間違わなければ
このくらいの根の切り込みは大丈夫です
それではみなさん、舞姫もみじは超ミニに向いた優れた性質を持っています
取木や挿し木で繁殖して可愛い超ミニ盆栽をたくさん作ってください
植替え後の管理
1 一週間ほど半日蔭
2 水切れは厳禁
3 肥料も厳禁(二ヶ月間)
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