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2009年1月28日水曜日

楓の根接ぎ(貫通式)

さて、これからが大手術
まず「穂木」の太さにあわせて電動ドリルの刃先の選定


今回は親木が太幹なので、穂木も太め(5.0mm)の苗を用意しました
ですから、ドリルで開ける穴は最低でも7.0mmくらいは必要です

同じサイズでは無理です


幹の下部の中央を横断する角度で第一穴を開けました


隣の第ニ穴目は、太い盤根をまたぐような角度で開けます
あらかじめ、出口の予定位置をしっかり見極めておくことが肝心


右が第一穴で左が第ニ穴目
穴の直径は7.0mmです


穂木を差し込む前に行う準備があります

狭い穴に通すとき、上向きの芽が剥がれてしまいますね
すでに枝上になった芽は切り落としますが、幹に吹いた小さな芽は保護します

セロテープをグルグルと巻きつける方法が有効ですが
その前に一工夫が必要です

テープの糊面に赤玉土のミジンなどを少々擦りつけて
粘着力を弱めておきましょう

外すときに便利ですよ

つづく

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