盆栽徒然草
盆栽屋が盆栽・鉢・水石について語るブログ。
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2005年1月29日土曜日
寒ぐみの鉢映り
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秀逸な鉢映りの寒ぐみを手に入れたのでご披露しましょう ちょうど見ごろの寒ぐみの実つきの様子、鉢は彦山人作 彦山人といえば山水画が得意なはずだと思う方もいらっしゃるでしょう 私も、彼のこのようなあでやかな色彩を施した作品に会うのは初めてですが 遠慮なく言わせてもらえば、山水画作品よ...
2005年1月22日土曜日
鉢の傷・水府散人・町直
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鉢の傷の代表的なものにホツ(ポツ・ホツレ)とニューがあります ホツというのは文字通りポツッと欠けた状態の傷のことで ごく軽微なものから致命的なものまであります 下の町直鉢くらいであれば墨汁でも刷り込み目立たないようにして 使う分には何ら差し支えないでしょう ホツの箇所を後ろ側に持...
2005年1月20日木曜日
楓寄せ植・石付
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すでにこの時期になると、楓やもみじ類は少しずつ活動期に入りつつあり よく観察すると冬芽の先がみずみずしく色づいているのがわかります 盆栽用語でいうと「水を上げている」という表現をしますが つまり根が活動し始め、水を吸い上げているわけです この時期になって太い枝を切ると大量の水(樹...
2005年1月15日土曜日
国風展裏話2
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この1月12日で国風展の応募は締め切られました この締め切りがまた厳しいんです(当たり前のことですが) こう言っては誤解されるかもしれませんが、まあ、世間話と思って聞いてください 私くらいの「古狸」の「顔」になりますと、同じ釜の飯を食ってる盆栽界のことなら たいがいのことは融通が...
2005年1月13日木曜日
松柏類の苔
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盆上の苔は美的な観点からも重要な盆栽の小道具の一つですが 暑さ寒さから根を守る、水やりの際の用土の流出を防ぐなど、役目は多岐にわたります ところがその苔が、特に松柏類の幹に上ってきたら要注意 皮肌の荒れの隙間に食い込んで始末が悪いのです 食い込んだ苔は、松柏類の皮肌の荒れの妨げに...
2005年1月9日日曜日
国風盆栽展舞台裏 1
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第一回国風盆栽展写真帖より・国風盆栽会副会長・酒井忠正伯爵の小品盆栽棚飾り (於・昭和9年東京都立美術館) 新しい年を迎えるとともに一流盆栽展示会のシーズンを迎えます 現在、京都において小品盆栽の「雅風展」が開催されていますし、13日からは東京大丸の「日本盆栽作風展」 そしていよ...
2005年1月4日火曜日
東福寺無落款?
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盆栽界には明らかに東福寺作品と断定できながら無落款の作品が存在します 無落款の様相は大まかに 1 明らかにないもの 2 釉薬の下に隠れてはっきりと識別できないもの 3 落款の押し方が弱くはっきりと識別できないもの に区別できます 明らかに押されていない場合は、故意か押し忘れかはわ...
2005年1月3日月曜日
竹本豆鉢の傷
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暮れの29日に仕入れた竹本八角の豆鉢 竹本隼太得意の青磁の釉薬です 一口に青磁釉薬といっても真葛香山のような明るい水色系統のものから 竹本作品のような地味で渋い印象のものまであります 釉薬の渋さは、竹本の使用する茶褐色の胎土の成分の影響もあるのでしょうが 他に例を見ない独特のもの...
2005年1月2日日曜日
愛好家放出品の真柏の正面は?
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大晦日に「愛好家」より放出された約50点の小品盆栽のオショクはこの真柏 天然の「山採りもの」ではなく、人工的にジンやサバを作った「養成もの」ではありますが 激しく捻転した幹と、一と二の利き枝の力強さに魅力があり、全体の構図もよくまとまっています 糸魚川産の葉性(はしょう)...
2004年12月28日火曜日
瑠璃釉鉢5態
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瑠璃釉を得意とする作家の作品を見比べてみましょう 作家と作品によって釉薬の特徴がかなり異なります そのあたりをじっくりと見極めてください 平安香山 澄んだ深みのある色彩と釉薬ののりのころあいがいい 制御のきいた品格が感じられる 平安東福寺 濃い目の色彩と透明感が特徴 ボディーの...
2004年12月20日月曜日
五葉松三点飾(千葉県盆栽名品展より)
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今回の名品展において県知事賞を獲得した五葉松の三点飾りをご紹介します 大盆栽から中型や小品まであり、樹種もそれぞれ違う中で一番優れている盆栽を1点選ぶのはかなり難しいことで 審査する側の好みにも左右されることはもちろんです 盆栽の審査は、例えればタイムを競う陸上競技というよりフィ...
2004年12月18日土曜日
展示会出品マナー(第28回千葉県盆栽名品展より)
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12月3日より開催された第28回千葉県盆栽名品展 出品された盆栽の中からもっとも優れた作品には千葉県知事賞が贈られます 毎回その審査では頭を悩ませますが、今回も非常に大切な示唆を与えてくれる作品例がありましたので (所有者のお許しをいただいた上で)、忌憚のない検証をしてみましょう...
2004年12月10日金曜日
竹本鉢の思い出
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竹本隼太は嘉永元年(1848年)の生まれで明治25年(1892年)に44歳か45歳で没しています 早死にですね 500石の大身旗本の身分に生まれながら維新の激動に遭い 陶芸への道へ進んだまったくの「変り種」です 竹本鉢といえば忘れられない若い頃の思い出があります 20代の後半ごろ...
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